木具師 橋村萬象作品展
先日、京都の木具師 橋村萬象先生をお迎えし作品展作品作りの講演会を開催いたしました🍵
開催地は小布施ミュージアム中島千波館の木造館にて開催いたしました☺︎
今回は一風変わった趣向でお客様をお迎えしました☺︎
小布施名店鈴花にて萬象先生との食事会もさせていただきました。
お料理は茶懐石を元に四椀から出しました。汁、飯をいただいてから一献、向付という順番に召し上がっていただきました😋
写真に写っている着物の女性は当店の若女将です。笑
懐石を召し上がってからは作品作りの講演会へ
橋村先生の木具師の仕事は代々天皇家に曲物を納める事を生業にしてきました。
その代表作品が節句の兜や羽子板などを制作し献上してきました。元々木具師は四家でお使いしてきたそうなのですが今は橋村家のみ残り明治より茶道具を主に製作されるようになります。
曲物という技法を伝承し最高級の樹齢200年以上の秋田杉、尾州檜(木曽檜)吉野杉(談山神社の御神木)の目の整ったまっすぐな柾目の部分だけを素材に作品作りをされております。
作品はスッと木の柔らかいやさしい香りがし何百年と使っても全く歪まない染みない汚れない木地の道具となっております。
作品の他にも利休形の木地の建水や八寸、蹲柄杓など様々なものも作られております。
講演会とても良い時間になり私もとても勉強になりました。
またこのような機会ありましたら随時ご案内いたしますので興味のあるかた問い合わせホームよりメールにてお問い合わせ下さいませ☺︎
タグ: 茶道具