黒楽茶碗 円楽造 (吉村楽入窯作) 高さ8.5㎝×口径11㎝ (職人による手作りの為、若干大きさ風合いが違います。ご了承くださいませ。) 濃茶、薄茶に使用できます。小ぶりで手にフィットし女性にも扱いやすい茶碗です。 濃茶には3人分程度練るのに適しております。
楽焼とは 楽焼きは桃山時代(16世紀)楽家初代長次郎によって始められた。楽焼きのルーツは中国明時代の三彩陶である。 桃山時代には京都を中心にそうした色鮮やかな三彩釉を用いる焼物が焼かれ始めていたが 千利休の指導によって、楽家初代長次郎によって茶の湯の為に作られた茶碗。
萬福堂 吉村楽入 略歴
昭和34年9月 京都にて吉村楽入長男として生まれる
昭和57年3月 同志社大学経済学部卒業
昭和58年3月 京都市工業試験場 伝統産業後継者育成陶芸コース終了
昭和59年3月 京都府陶工訓練校成形課卒業以後、父 楽入に師事、現在に至る
昭和61年よりグループ展多数陶芸集団チュラミスタに参加
平成5年 京焼清水焼パリ展入選出品(於パリ)
平成元年より 「楽入窯」 創始 現在、「楽入窯」主宰
平成12年より 「重生」 印を泉涌寺熊谷龍尚和尚より拝領
平成13年 伝統工芸士認定
平成16年 「萬福堂 吉村楽入」を襲名
円楽とは 吉村楽入指導の元、一碗一碗丁寧に作られた職人の作品です。
ご使用上の注意 使用前に水あるいはぬるま湯に浸けてください。 新しい茶碗は1,2分浸けてください。浸けすぎ注意。 これは、清潔を保ち茶碗に水分が染み込み汚れにくくなると同時に破損を防ぐためでもあります。 その後初使いの場合は2回、3回と抹茶を点ててください。土臭さがなくなります。 それでも匂いが気になるようでしたら根気よく抹茶を点ててください。 次第にお茶碗の匂いも落ち着いてきます。 使用した楽茶碗をしまう時には十分水分をふき取り風通しの良いところで乾かしてください。(約3週間) 乾かしたのち箱にお終いください。 楽茶碗は粗い素地を使用した柔らかい焼き物です。そのため、湯がにじみでる事があります。また酸気に弱い為、酸味食品(梅干し、酢の物等)を盛りつけたり、入れ置かないでください。
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