今年も茶摘みの季節がやってまいりました。

ゴールデンウィーク終盤

今年も新茶の季節がやってまいりました。

五月といえば新茶。新茶は昔より立春より八十八夜過ぎた頃に初摘みされます。その季節が大体五月の初旬という事です。

でも抹茶の新茶(初摘み)を飲めるのは11月

抹茶の新茶を飲めるのは実は11月になります。抹茶は摘み取ったあと蒸され⇨乾燥し⇨碾茶となって茶壺に保管され涼しい場所で約半年間保管され11月に開封されそれを石臼で挽き抹茶になります。

この開封される行い行事を茶道では口切と言われています。

抹茶は保管する事で熟成される

摘みたての抹茶は青臭くて飲めません。なので昔は茶壺にいれ保管し熟成する事によってアミノ酸が分泌され旨味のある抹茶に落ち着くのです。

今は一定の温度を保つことのできる冷蔵庫などが開発されたので半年も保管しなくとも美味しいお茶に仕上がるみたいです。

一年中味の整った抹茶が飲めるご時世ですが、昔の人々は11月頃に開封したお茶を一年かけ大切に使われ、また五月の新茶の季節に茶匠に頼み詰めてもらいました。

現在は冷蔵保管が主流となり11月でなくとも一年ずっと美味しい抹茶が飲めますが昔は11月まで保管していたのです。

 

一年中美味しい抹茶を飲めることに感謝し

みなさん日常の抹茶ライフ楽しんでください😀

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