「長野ホテル国際21」「THE FIVE SEASONS NAKANO」
茶婚式ご案内
茶婚式とは!? と思われた方に、あまりにマイナーで馴染みがない結婚式と思いますが全国的に特に京都など古くから茶道文化が根付いている地域ではされております。
茶婚式は、「ちゃこんしき」と読み、茶道で有名な、千利休が大切にされた
「和敬清寂」の心を元に抹茶一服にてご親族、参列の方に結婚の儀、お披露目を行う儀式です。
この和敬清寂とはそれぞれ、和「なごみ」 敬「うやまい」清「きよらかに」寂「なにごとにも動じない心」の意味があるようです。
まとめて言えば「お互いが敬い和み心の塵を払い清らかにし何事にも動じない心を持つ事」
が茶道にはもっとも大事な心構えであると千利休が伝えました。
茶婚式は宗教の要素がないのも特徴のひとつです。
特定の宗教観に左右されることがない点は、式の参列者に結婚を誓う「人前式」と同じになると思います。
一方で、茶道の精神を取り入れ、作法にのっとることで、神社で行う「神前式」のような和の格式が保たれています。
長野ホテル国際21では古くからこの茶婚式を茶道教授者監修の元でされてきました。
今回より手前共が大役を授かり引き継ぎ茶婚式をさせていただくこととなりました。
本来茶婚式ではもっとも格式が高い濃茶点前をもってさせていただく事が決まりですが長野ホテル国際21ではより多くのお客様に気軽に抹茶に触れてもらう薄茶点前とテーブルで行う立礼式で新郎新婦、ご親族の方が茶道経験者でなくても茶婚式ができるスタイルを提案し茶婚式をいたします。
裏千家14代淡々斎宗匠が好まれた御園棚でお点前をいたしました こちらは立礼式の点前(テーブルでお点前)をしお客様も椅子に座ってお茶を召し上がっていただきます
新郎新婦、ご親族の方にお菓子と抹茶を召し上がっていただきます。 経験がなくてもしっかりリハーサルの時間がありますのでお菓子の召し上がるタイミング、抹茶の飲み方などを教えさせていただきます。 茶道具は吉祥柄が多いおめでたい取り合わせで抹茶茶碗は紅白「鶴の茶碗」 水指は宝尽くし、釜は富士山の形を模した富士釜など使わせていただきます。
抹茶茶碗は今回婚礼の儀の為に京都、桂離宮でも有名な地名に窯を構えておられる桂窯、檜垣良多氏の指導のもと職人による特注茶碗を記念に使わせていただきました。 赤楽茶碗に鶴の絵が一面に書いてあり紅白のおめでたい図柄になっております。 一碗一碗手作りで千利休が考案された楽焼の土と技法で作られております。 楽焼は大変手に馴染み保温性もあり表面も暑くなりにくいお茶碗です。 婚礼にはぴったりの茶碗です。 こちらもご要望に応じて記念品にさせていただいております 茶婚式は神前式とは違い人と人とがお互いを敬い披露するアットホームな結婚式と私は感じております。式中も緊張感もあり笑顔もありの良い式になるよう努めさせていただきます。 ご要望にて婚礼後はウェルカムドリンクでご招待様を抹茶でおもてなしします。 緊張された後はお客様へ一碗一碗心をこめて会場を移して赤い和傘の下でウェルカムドリンクに抹茶を点てさせていただきます。(お菓子付) お湯は茶釜で沸かしやわらかくお茶に適した温度で。 茶婚式、大変アットホームな結婚式ですので是非、これからご結婚を考えている方などおススメします。 「長野ホテル国際21」「THE FIVE SEASONS NAKANO」 にてご案内しております。